2019/7/5 探鳥 アカショウビン
2019/07/10 Wed. 23:07 | アカショウビン |

今年もアカショウビンの撮影に行ってきました。
子育ても順調との事で楽しみでしたが。。。

撮影現場に到着すると早速アカショウビンが (´▽`)
手前に枝が被ってますがとりあえず撮影することが出来ました。

アカショウビンの巣穴。
今年は6羽もの雛が孵ったらしいです。

カエルを咥えて羽をバタバタ。
キョロロロロ〜と鳴く声にテンション上がります。

林の中ですが光が上手く差し込むとアカショウビンの目がはっきり写せます。

巣穴への飛び込み直前のショット。留まる枝は大体決まってます。
今回は最近発売された2倍テレコンMC-20を初使用。
300mm f4との組み合わせで換算1200mm相当の超望遠撮影ができます。

腰のコバルトブルーが見えました (´▽`)
午前中は留まり物の撮影に集中し、飛び物は午後から撮ることにしました。
MC-20による換算1200mmの威力は絶大で、画質の劣化もほぼ感じられません。
ただし、絞り開放がf8になってしまうので薄明るい林の中ではSSを上げることが出来ないのが難点。

蛇を咥えて戻って来ました。流石にそれは雛には無理でしょ〜。一応、巣穴には入りましたが雛に渡さず戻って来ました。
で、結局自分で食べてました。

今度はカブトムシでしょうか?しかしこれも雛には受け入れてもらえず自分で食べてました。
おかしいな〜。巣穴に顔を突っ込んでるのに何で雛に渡さないのん?
撮影の現場では雛が死んだのではないかとの噂もちらほら。。。

実は蛇やカブトムシを運んでいたのはヘルパーと呼ばれる個体で、雛たちの親鳥ではありません。
巣を持つことが出来なかったヘルパーはよその子育てに参加しようと給餌を試みますが、雛たちも偉いもので見知らぬ成鳥が持って来た餌は口にしないのです。
親鳥のどちらかが落鳥した場合、ヘルパーが子育てに参加できる事があるそうですが、そうでなければ親鳥にとってヘルパーは迷惑な存在。右側の親鳥がやってくると左側のヘルパーは逃げるように飛んでいきました。

カエルを咥えて戻って来ました。
蛇やカブトムシを咥えていた個体よりお腹の色が薄いので、別個体だと分かります。
これが雛たちの実の親。

親鳥達のくちばしには餌は残ってません。雛にちゃんと渡されているようでした。
アカショウビンは外見で雌雄の区別は難しい鳥ですが、この写真の胸のあたりが少し黒いのがメス、ひとつ上の写真がオスと言われていました。

緑の中のアカショウビン。
午前中は何度も餌運びを観察できましたが、午後からは餌運びの回数が激減。飛び物を撮ろうと思ってたのに〜。
しかし、6羽も育てるのに給餌回数が少なすぎ。この撮影日以降も給餌の回数はかなり少ないようでちょっと心配になります。

飛び物を撮影できたのはこの1回のみ。
ちなみにSSを上げるためテレコンは外しています。

もっと飛び物を撮りたかったのですが、15時を回ると光量不足で飛び物は諦めました。
もう一度訪れる機会があれば飛び物に挑戦したいと思いますが、まずは無事雛が巣立ってくれる事を願います。
« 2019/6/19 奈良 矢田寺のアジサイ | 探鳥 泉大津のハヤブサ »
コメント
トラックバック
| h o m e |